Yami to Oto no Shizuka na Kyouki

Utane Uta (Defoko) (唄音ウタ / デフォ子)

闇が瞼まで降りてきて
さあ出口は塞いだ出られないよって言う
何が本音で未来はあるの
抗うほどに遠く掴めない光

重力
生まれた時から同じ空気の中にいるのに
なぜか思い
この部屋の中だけまるで
沼の中にいるように身動きできない

消えるものの寂しさばかりが募る
痛いことの辛さだけずっと残る
本当はこうなんでしょ
なんて今の私の何がわかるの

闇がいつも袖を摘んで
深い燃やの中へと私を連れてく
逃げ出したいのに変わりたいのに
私を導く音が、音が、あれば

進んできたはずなのに
遠ざかってしまったように感じる
手に入れてきたはずなのに
本当は最初から何もなかったんじゃないかって

手を繋いで幸せ確かめていた
私の本音はずっと怖かった
いつか終わるってことくらい
最初からちゃんと知っていたのに

闇が私の涙拭う
寄り添って頭撫でて泣いてもいいよって言う
どうしたらいいかわからない
今はきっとそれでいい

闇は確かな時間と意味を
与えそして静かに去って行く
その後残った私一人
ちょっとだけ優しい気持ちがここに残ってた

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