ほたるがまうまちで じかんがえにかわった
おおきなはなのよこで とうめいなうたうたう
ひえたなつのなかで なふだがみつからない
らんたんがならぶへやで のどがうごかなくなる
ひねくれもののくじらが いまだうみにたたずむ
うちゅうをゆめみるこどもが きたないことばをはく
ほたるがまうまちで じかんがえにかわった
がらすをきどっただけ くつばこをみうしなう
かったあにゆびがふれた てんぐがにかいにつく
わるものがおよぐうみで ぼくはゆめをなくした
どらねこがだれかのふくをぬすんできてた
ゆくえしれずのせみも しゃしんだけではうつくしい
ひねくれもののくじらが いまだうみにたたずむ
わるものがおよぐうみで ぼくはゆめをなくした