いらない子はここにいます
だまって猿の尾を待っている
さみしさもかなしさも
ぜんぶから目をそらして
ありがとう
誰にも伝えられないまま
わがままをまきちらして
嫌われる様を望んでる
たしかにここにいたんだ
ただ証明はできないけれど
流せない涙のあとなんて
どこにもありはしない
文字列だけが荒れて
遠くなるのを知っている
切なさも醜さも
ぜんぶから背を向けて
大丈夫
強がりは一対倍のまま
我慢を認めてほしくて
冷たい視線を求めてる
たしかにここにいたんだ
ただ自信は持てないだけだ
降りそそいでく雨のおかげで
泣いてるのかわからなくて
たしかにここにいたんだ
密かな温もりが残っている
冷たい体と吐息に滲む
孤独という言葉