Ayakashi no Yamiyoutage
Utane Uta (Defoko) (唄音ウタ / デフォ子)
遠い遠い風なびく空
青い青い目を見せて
君の目に映る魔やかしは
すべて溶けて殺されてゆく
ああ、人の世に隠された
陰りのないこのひとつの鏡に
忘れかけていたあの季節
流れ流れ血に落ちた
呪い呪いを身にまとい
枯れた花はそう消えゆく
おいでやおいでよ
後ろの正面誰でしょうね
集えや集えよ
この宴に
よくよく眠れる子守唄
誰誰ぞのしょい知らずに
あざけり笑う道化の目
月は満ちてかける
舞い散れこの朧月夜に
今日も今日と手楽しい宴
愛炎炎人痛み
遥か天上へと
影を見れば蠢く夜に
知らぬ知らぬ目を向けて
通り過ぎたあの夜でさえ
君はいつか消し去るだろう
鳥籠は酷く脆く
人たちで崩れるような
今夜もまた雨が降るでしょう
それでも宴は続いて
今夜始まる
妖たちの狂乱舞
よってらっしゃい見てらっしゃい
怪し美しい奇遊戯
寄り取り見取りの
お手玉片手に遊びましょう
叫べや叫べよ
この宴に
鬼祭鬼祭宴見たもの
命を奪われるその前に
思い人はここに居らず
化けた妖の血
踊れ踊れ闇夜に前よ
懐かしきこの地が騒ぎ出す
破れた者は妖に
姿を変えていく
宴の終わりも近づいて
また一人一人と去ってゆく
静けさに包まれてゆく
ここは隠り世の地
今夜が最後のこの宴
嘘を信ずるかは君次第
さあ今日も始めましょうか
闇夜舞う宴を
先銭卿卿遊遊自的
それぞれの思い人の場所へ
さあ始めましょうししるいるい
これで君は一人
また、起こしになって
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