Thunderbird

T.M. Revolution

月明かりの部屋 心すみずみまで痛くしよう
君の手の中でひとかけの氷のよう溶けてゆけるなら

波のない街で浮かんだ陽炎に
包まれてゆく命はまだ咲いてゆくから

孤独な羽をさらして君だけの羽ばたきを見せて
眩い時を踊りつづけよう力尽きるまでに

飾らない心指輪だらけの指先探すけれど
ポケットの鍵をいじくるように誰かの傷に触れて

燃え移りそうに瞬く星たちは
絶えた祈りに熱を放ち消えてゆくのか

叶わぬ夢を散らしてこの胸に響く情熱は
炎を待てず声も微かに乱れもがいてるよ

孤独な羽を重ねて生まれては羽ばたく想いを
信じてるなら愛を聞かせて頬を濡らすまでに

ねえ誰かが囁いてるよこの夜の扉の向こうで
うつろい揺れる願いの果てに愛を求めながら


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