Haru no uta

Spitz

おもいあしでぬかるむ
みちをきた
とげのあるやぶをかきわけてきた
たべられそおなすべてをたべた

ながいトンネルを
くぐりぬけたとき
みなれないいろにつつまれていった
じつはまだはじまったとこだった

どうでもいい」とか
そんなことばでよごれた
こころ
いまはなて

はるのうた
あいときぼうよりまえにひびく
きこえるか?
とおいそらにうつるきみにも

へいきなかおて
かなりむりしたこと
さけびたいのにけんめいにほほえんだこと
あさのひかりに
さらされていく

わすれかけた
ほんとうはわすれたくない
きみのなをなぞる

はるのうた
あいもきぼうもつくりはじめる
さえぎるなどこまでもつづく
このみちを

あるいていくよ
さるのままでひとり
まぼろしじゃなくあるいていく

(*BIS)

(**BIS)

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