つまさきでこいをしてたの
はたちのあのひとに
ぱんぷすをぬいださんばし
はだしでおどらせて
ほんとうのこいびといたなんて
しらずにそのむね
あもとめてた
しおかぜにだかれわすれたいの
あこがれつづけたイマージュのかげり
やさしさをあいとまちがえ
くちづけまっていた
こいびととよばれないまま
まなつがはじまるの
みしらぬせかいにきづいたら
しょうじょでいるには
あせつなくて
しおさいをあびてこのなみだも
うみにとけてゆくイマージュのかげり
ほんとうのこいびといたなんて
しらずにそのむね
あもとめてた
しおかぜにだかれわすれたいの
あこがれつづけたイマージュのかげり