Marionette

Mika Nakashima

まわるきおくのなかでわたしは
ふしぎなものがたりのゆめをみた

あやつられたそのあしはもつれてうごけない
つきにだれがおとずれるそれもわからずに
きっといつかうまれかわる
それだけをしんじて
なみだもなくことばもなく
たおれこんだまま

そのすがたちいさくてあこのなかだけじゃ
きづかずどれだけのときを...?

めざめたわたしのむねのなかは
くだけたあとのようないたみをもうあとにひけない
なにかがからんだ
このものがたりにはまだつづきがあるはず

まちにまったこのにんぎょうでばんがやってきた
ほこりのなかとりあげたひとりのろうばは
なにもいわずこれまでのすべてをみていたの
ほほえんだらそこらじゅうひかりがつながる

こわいほどうつくしくうまれかわったら
ひとみにすいこまれていく

こんやまほうでしあわせになる
だれもがしんじたおさないころ
くらやみのなかのじぶんがこんなに
よわいこのこころをおおきくしてたのかな?

きづかずどれだけのときを...?

まわるきおくのなかでわたしは
ふしぎなものがたりのゆめをみた
めざめたわたしのむねのなかは
くだけたあとのようないたみをもうあとにひけない
なにかがからんだ
このものがたりには
このものがたりには
またつづきがあるはず


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