そうあのときよみかけだったいっさつのほん
てばなしたのはすべてにおわりがないことしったから
いとしさがこっぷからほらみずのようにあふれてきても
ぼくのきもちをかんたんにぬぐわないよ
なんどもうまれてはきえていくゆきのようなもの
だれもひろうはずのないいたみだけど
じゃりみちにゆっくりとじてんしゃをおしてく
(おい、はやくいくぞなにやってんだちひや)
ねえこころはからだのどこにあるのだろう
ふみはずしてはからぶるべだる
このそらにかぎはないよ
だれかとつながってどうしようもなくさびしいのは
しらなかったぼくのいたみにきづいてあげること
かたこしにみえるものすべてに
ことばいじょうのものさがしてきみにあげる
(あ、だめだおれ、ちひやがすきだ)
なんどもうまれてはきえていくゆきもようなもの
それがどれほどのあめにかわっても
きみにかさをさすこのてだけぶれないでいたいよ
(これからもずっといっしょにかるたしような、ちひや)