Sakura Tokei

Kuribayashi Minami

このはながさくのは
きっととおくないみらい
いっぽずつ
わたしをかざるきぼうみつける

そのこころにはもうとどかない
ずっとむかしにきがついていた
だけど

こんなにちかくにいたのにね
いつのひからすれちがっていた
かすりきずをかさねながら
かなしくてもとなりにいたら
あなたをささえられるひかりに
なれるようなきがして
はなれられなかったなつのおわり

わかりあえなくても
きっとそれでよかったね
ひとつずつならべて
えらびそだてたかった

ちいさなつぼみ
びょうしんのようにときをおしえて
あせらずにさききょうも

あおぞらをせにしてゆれてる
はなびらはかがやきにあふれて
わたしたちのきおくになる
ほこらしいじぶんをいきたら
いまがかこにかわったころには
わすれられるかんじょう
なみだのいろさえもはかないゆめ

とおりすぎるかぜにちりゆく
はなびらはかがやきにあふれて
わたしたちのきおくになる
かなしくてもとなりにいたら
あなたをささえられるひかりに
なれるようなきがして
そのてをはなせなかったあの日から
にどめのはるのおわり


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