Fuyu no Shizuku

Kotoko

ふゆのそら ひとり みあげれば ふわり
かすれたこえが とりをうつ
ほんのすこしないた そのあとはひえた
つづらおりのさかみち ころがって

とつぜんにきえた つかれたえがお よじれためは
ゆずれないあいのつよさと いまごろきづいた

きみはきせつのないばしょで どんなそらをみるの
ここはしろいしずくあふれけされそうだよ
からっぽのこころをうめるこおりのかぜ ふりやまず
いまはゆきでさえも とおいぬくもりのよう

かんちがいのはずが
いつしかこたえになってしまった
きみのゆくさきも

ありふれたひびにとどまって ただじゃれあってた
あのときをなつかしむのは おくびょうなのかな

きみははだしのままひとり とびだしていったきり
ぽつりのこるくつは にどとあるきだせずに
そらからまいおりたしろいしずくにうもれていくよ
だれかひろいあげて
こえにならないままで

きみはふゆのしずくつれて ぼくのそらにおりた
あれはけしてゆめやまぼろしなんかじゃなくて
いてつきすみわたるそらへ はぐれたしろいKAKERAよ
とおいきみのもとへとどけといのりをのせ


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