けさのキス あかのルージュをべったりと残す
まだ解けぬ呪い
よなか踊った腰を折りですくに座って目をこすり
ありったけのメール ありったけのカフェイン
ありったけの人生の苦味 瓶の窓を突き破り
ぼくはまるでクラッカート
べつの銀河から落ちてきて
この豊かでつまらない星の真ん中で
ほんとの恋をして ほんとの夢も見て
気がつけば君なしじゃいられない
息ができない
ほんとのことを言うよ
君に出会わなきゃよかったって
そう感じるくらいにさ
好きなんだ
まちを抜け出すふたりは反逆の導火線つかみ
どしゃぶりの雨だってほら僕らの上だけ降らない
ありったけ泣いて ありったけ笑って
ありったけの人生の苦味 わからなくなるくらい甘く
君は僕を変えていく
べつの次元へと押し出せる
ほら微妙に生まれない胸の真ん中で
ほんとの君はいない ほんとの僕はいて
気がつけば寂しさで眠れない
息ができない
ほんとのことを言って
僕に「出会わなきゃよかった」って
そう感じるくらいにさ
好きなんだ
ひとりじゃいられないよ この惑星で出会って
あとは死ぬだけってくらいにさ
ほんとの君がいて ほんとの僕もいて
ほかの誰もが見えなくても確かにあって
ほんとの君はここ ほんとの僕はここだって
窓を開けさければるくらいにさ
好きなんだ
ほんとの恋をして ほんとの夢も見て
気がつけば君なしじゃいられない
息ができない
ほんとのことを言うよ
君に出会わなきゃよかったって
そう感じるくらいにさ
好きなんだ