Lycéenne

Fumiko Orikasa

きょうしつのすみに まるで そこにいないみたいに
ことばもなく いきをころし わたしはいたの

まどのそとにはこもれび
きぎのあいだをゆれてる
きっと だれもがいま このときを
むねいっぱいにかんじているんだろう

どんなあしたがきても わたし
こわいものはない
だって きょうを いまをいきてる
ひざしのなかで

かなしみならば このりょうてにいっぱい
もういらない
でも ときにはなみだがでるほどのしあわせ

だれもいないほうかごのながいろうかは ゆうばえ
ふいにあふれるじょうねつがある
はしる はしるよ ひかりのむこうがわへ

どんなみらいとしても きっと
それはわたししだいね
たどりついてみせるよ
とうめいなばしょへ

どんなきょうだとしても
あたらしいひびがぬりかえていく
そして あしたはきぼう
よるのそらにも ほしがまたたく


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