きせつはずれのかぜがはこぶおもいだたち
なつかしいえがおのきみはとおいまち
たからものだとよべるものは
なにひとつも
みつけられないままおとなになってゆく
なにもかもがぜんぶこのままじゃ
おわれない
だれもがいつかこえるさかみち
そのさきには
まるであのひのすがおのままのぼくらがいる
とおまわりでもかならずたどりつける
きっときっといつかかわってくものかわらないものも
ふえるけれど
ひとつひとつが
ただいとしくおもえるおもいだしてとぎれていたメロディ
むねにそっと
もどれないみちふりかえるたび
たちどまってしまうよ
かなしみいのどあわらいとばして
こわせるなら
もうまよわずにまっすぐあるいていこう
ずっとずっときみと
だれもがいつかこえるさかみち
そのさきには
まるであのひのすがおのままのぼくらがいる
とおまわりでもかならずたどりつける
きっときっといつか