あたりをしずかにやみがつつむころ ゆるやかなめざめ
またたくほしさえかすんでゆくようなあまいささやきにさからえない
あおいつきがてらすよるはきみのすべてをうばいたい
はだをなぞるあついゆびがぼくをくるわせてゆくから
ことばをなくしたふるえるくちびる といきはせつなく
からめたからだをながれるきせきによいしれたふたりなぐさめあう
あふれだしそうなとげをぬれたきみのおくへふかく
はてるときはだきしめていて
つきのひかりをあびたきみが
あおいつきがてらすよるは
あふれだしそうなとげをぬれたきみのおくへふかく
はてるときはだきしめていて
つきのひかりをあびたきみが