Salvia

BE:FIRST

こがれるほど
もとむのはなぜだ
きずつくとしても
きみをおうこのては
きおくのなかのすがたをなぞる

うしなうよりも
かさねるよりも
いちばんこわいとおもうのは

あいされたひびですら
すべてわすれてしまうこと

きみをただおっておって
そのめにうつっていたくて
だれかじゃなくてきみへ

とどくまで

さいてちった
いたみをだいていま
だれかじゃなくてぼくが

ここへきたんだ

からまわりすれちがう
こたえのだしかたもわからずに
めをそむければくせになる
きみへのきょりをてさぐり

ちかくでふれたくて
そのてできずつけあうふぁて
あい、ゆめ、りそう
きれいなことば
いまのぼくにはまだまぶしすぎるものさ

もっとほしくって
ただいとおしくて
かこをみつめとうにくれかげをおってく
こどくをだいて
くうはくをつないでく
にげはしないくじけはしないきえてはいない
あのひみたみらい

きみをただおっておって
そのめにうつっていたくて
だれかじゃなくてきみへ

とどくまで

さいてちった
いたみをだいていま
だれかじゃなくてぼくが

ここへきたんだ

あまいきおくやゆめのひとひら
あのひおとしたことばをいまもまだ

りんとしたさるびあのような
もえるおもいがこのそらにとけた

ためらいもこうかいもすべて
かすれてしまうほど

きみをただおっておって
そのめにうつっていたくて
だれかじゃなくてきみへ

とどくまで

さいてちった
いたみをだいていま
だれかじゃなくてぼくが

ここへきたんだ

あまいきおくやゆめのひとひら
あのひおとしたことばをいまもまだ

りんとしたさるびあのような
もえるおもいがこのそらにとけた

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