Aru Shoumei

AcidMan

あざやかだったあのたいようがへがれおちてかこをとざして
せかいがやんだほんのすうびょうにからんだせんをつなぎなおして

あまざらしの水芭蕉がつたえていたのはひとつのしょうめい
うれうだろうがゆがむだろうがそのはなはたしかにここにあった

ふきすさぶかぜのうえにあかねいろのそらよがくるいだすまえに
てをのばした

いまひかりのなかあざやかにまううみ
はるかとおいおかであのかねがひびく
おいかけたなつのくれゆくたびじを
まだはてぬこえほとばしるほうへ

あざやかだったとおいまぼろしをおいかけていたちいさなこえ
ほんのわずかそんなこえがせかいをすくうこともあるだろう

たえまなくながれるかぜせまるようにはしるこえ
かかえたひとつをてに
みらいをえがいた

いまひかりのなかふれだすいしの
そのいとしずくがはなさかすのだろう
おいかけたなつのくれゆくたびじを
まだはてぬこえとおざかる

ふきすさぶかぜうけいまいしをかかぐ
はるかとおいおかでいまかねはひびく
なんどでもいきをふかくすいこむのだろう


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