うまれたせかいは
まるでむしかごだね
だれかとすごすこと
ぎむつけられてる
ああかなかなかとなくそのこえは
しんらばんしょうにてじょうしょうむはい
いわれつづけたさんじは
いたいいたいこころとおりゃんせ
ふてきこうとじゃっじされ
てもはねもでない
(いたいいたいきたいしない)
かさなるおとなつのおわり
むしたちがかなでるりばぶ
いびつなぼくはしんくろできない
とれもろ
とどけますか?こごえますか
それともみかんせいのままとびますか
かんじょうのままによんでみたって
なけないとべないひぐらしだって
まだまだもらとりあむ
すべてだったせかいで
きざむもののあわれ
かんじょうくらいなら
ゆびでうちだせるよ
だけどいちかけにかけめいわくをかけて
いんがおうほうにてあんちゅうもさく
むりにあわせてみたけど
きらいきらいはないちもんめ
ふびょうどうにじゃっくされ
にのあしもでない
(いたいいたいきたいしたい)
ゆうやけいろみずにおわる
むしたちがかんじるゆうふぉりあ
ひとこいしくてじげんちがいのあい
もとめる
みえてますか?ほどけますか
それともきたないものとすてますか
なのかでくちてくえいこうなんて
みちてもかけてもつらいつらいよ
まだまだここがりある
ひぐらしやなけど
はたせぬねがいかな
もとめるばしょはおおかれど
われにはここがいとうかし
きみにはしろぼくにはくろ
むしたちがおりなすりふれくしょん
からまりあって
かけがえのないものをつくる
わかりますか
とどきますか
それともりかいしないまま
なじりますか
とうさいなんほくみわたしたって
おんなじかたちはどこにもないって
まだまだうたうよ
はらはらおどるよ
ひぐらしもらとりあむ