Atashi Dakedattanoni

Kohana Lam (こはならむ)

はようおやすみが
きこえないの
ねえ、ここにあたしはいるのに
ゆらゆらゆれているこころのこえ
いいよ
きみがいなくてもへいきだから

ほんとうはさいしょからきづいてたの
ねえ、わたしたちともだちのかたがいいいのみないふりいたいすき
しずかなひびずっとつづいていたから
なれてきたころ

なみだのあとはいつからかきえてしまった
きみのことも
ふたりのとけいがとまったままくん
とのきおくがあたしをよぶ

ちぎれたあかいいと
さよなら、ありがとう
ぜんぶしっていたのに
ただようあまいにおい
してしまうむだなきたい
ああひとりであるかんや
むねがいたなむねがいたいや

さびしいひとりぼっち
きけないんだ
だれのよこにいるのかなんて
くらくらゆれているきみへのきもち
あたし、つよがりいじっぱりで
ばかみたいだね

やくそくしたこと
それすらもなかったことに
くるしいけど
わすれたことにしてしまおう
これいじょうきずをひらけないように

つたえたいことばはとどかない
もういない
ぜんぶおもいでにね
いとしいそのえがおも
つつんでくれるそのうでも
あたしだけだったのに

ちぎれたあかいいと
さよなら、ありがとう
ぜんぶわかってたのに
ただようあまいにおいして
しまうあわいきたい
ああ、ひとりであるかんや

おはよう」も「おやすみ」も
きこえないや
ああ、いつものばしょに
あつまらないよね
くらくらゆれていたわたしのきもちは
じゃあね、ひとりでまえにすすんでみるね

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